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遺言書保管制度1 [資格]

今月、7月10日から遺言書の保管制度が始まりました。
自筆証書遺言を法務局に預かって貰えるようになったのです。
これまで、自筆証書遺言は紛失してしまったり、相続人の誰かに破棄されたりする等、せっかく作っても、無駄になってしまう危険がありました。ですので、私は遺言を作られる場合、基本的には公正証書遺言を勧めていました。しかし、これからは法務局に預かって貰える以上、このような危険はなくなります。
公証役場に高額な手数料を支払いたくないという方は保管制度を利用されるべきだと思います。
また、この制度を利用すれば、遺言者がお亡くなりになった後の手続も楽になります。今までは自筆証書遺言を執行するためには家庭裁判所において検認という手続きが必要でした。
遺言書の検認とは、遺言書の発見者や保管者が家庭裁判所に遺言書を提出して相続人などの立会いのもとで、遺言書を開封し、遺言書の内容を確認することです。そうすることで相続人に対して、確かに遺言はあったんだと遺言書の存在を明確にして偽造されることを防ぎます。
この点、保管制度を利用すればこの検認は不要になります。これは非常に大きいことだと思います。





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自営業と資格の勉強の両立困難 [資格]

お久しぶりです。忙しすぎて投稿が出来ない状態が続いております。
ソネットブロガーのみなさんのブログも最近あまり見れず辛いです[もうやだ~(悲しい顔)]

私は行政書士業をしながら、司法書士試験を受け続けていましたが、今年でいったん辞めようと思っています。結果から言うと今年は惨敗でした。去年は後もう少しで合格できるところだったので本来ならこんな成績になるはずはありませんでした。しかし今年は本当に勉強をする時間がありませんでした。司法書士試験というのは範囲が広いため、一度記憶をしても試験が終わるとかなりの部分忘れてしまいます。
みなさんも高校時代で学んだ数学の解き方を今も全部覚えているという人は少ないと思います。したがって、直前期だけでも勉強に集中する時間がないと、記憶を蘇らせることが出来ないのです。

ただ、一方でこれは行政書士業が充実してきていることを意味しています。本当に難しい所です。初め自営業は時間を自分で調整できるから資格試験を受けやすいと思っていました。しかし、それはそんなことはないです。急に事務所にお客が来られることもあるし、営業のため、セミナー等に参加しなければならないこともあります。また同業者との付き合いもあります。

サラリーマン時代にはサラリーマンの悩みがありましたが、自営業にはまた別の悩みがあることを悟りました。







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平成30年度司法書士試験筆記試験結果発表 [資格]

今日成績通知が返ってきました。
今年もダメでした。本当に悔しいです。
去年は試験を受けた時点で合格は厳しいと思っていましたが、
今年は5分5分でした。

合格基準点は午前78点、午後72点、記述37点、総合点212.5点でした。
私の点は午前81点、午後84点、記述38点、総合点203点でした。
記述の基準点が今回は高いなぁという感想です。一昨年は30点で去年は35点でした。
それでも今回の敗因は午前にあったと思います。後から、復習すると午前は93点は採れる問題でした。本当にくやしいです。

しかし、今回もっとも合格に近い成績であったと思います。行政書士の実務で勉強時間は採りにくいですが、やはり司法書士試験を諦めたくはないです。改正民法施行前最後の試験になる来年に合格を決めたいと思います。
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教授たちの机上の空論 [資格]

私の仕事の先輩で医療法人の設立を主な業務としている先生がいます。
その先生のお話を少し紹介させていただきたいと思います。

介護施設にはスプリンクラーの設置義務など厳しい基準があるそうです。
それらをクリアしなければ認可法人として認められないそうです。

ところが、そのような設備を有していないにも関わらず高齢者を預かっている施設が結構多いそうなんです。例えば簡易宿泊施設であるにも関わらず、介護施設として利用しているところがあるそうです。これに対し、大学の教授たちはこのような施設は法律違反であり、即、営業停止にすべきだと主張しているそうです。

もちろんこのような施設は違法です。しかし、先輩の行政書士はそうであっても少し複雑な気分になるというのです。そのような施設を利用する人は生活保護を受けていたり、身寄りがまったくない人が多いというのです。すなわち、認可施設に入る余裕のない人たちだというのです。そういう人たちはそんな施設でも、入れてもらいたいと思っているというのです。役所も病院も暗黙の了解の元、そういう施設を紹介しているというのです。超高齢化社会の現在、そもそも施設の数、マンパワーが追いついていないというのです。

先輩の行政書士は大学教授は人権の問題を主張するだけではなく、もう少し、寄付やボランティア活動など、社会貢献もしてほしいと言っていました。教授たちにそういった活動を呼び掛けたところ、非常に消極的だそうです。やはり教授たちも机上の空論にとどまるべきではないと思います。





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平成30年度司法書士試験、基準点発表 [資格]

8月6日に司法書士試験の基準点の発表がありました。
今年は今まで一番勉強時間がとれず、模試も初めて受けませんでした。
それでも7月1日司法書士本試験受けました。
基準点は午前78点(26問)、午後72点(24問)でした。
この基準点をどちらかでも下回るとその時点に不合格が決まります。
私はというと、午前81点(27問)、午後84点(28問)でした。
今まで一番良かったです。しかし、午前の問題で正答率の高い問題を3問落としていました。
痛かったです。もしこの3問を獲れていれば、書式は最低点(基準点)付近で合格できる状態にもちこめたので、合格の可能性は高かったと思います。

現実は165点(55問)なので少し苦しいと思います。書式で得点が伸びていることを期待したいと思います。





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司法書士試験の試験委員の方へ [資格]

平成29年の司法書士試験の問題は質・量ともに、久しぶりに良問だったと思います。

平成26年~平成28年まで本当に不出来な問題でした。
まず、択一式で言えば、答えが二つある問題があったり、問題として成立するのか疑わしい、疑義問も何度もありました。疑義問に関しては記述式でもありました。

さらに試験中に試験官が何度も誤字を訂正するという年もありました。本当に試験委員の仕事を甘く見ているとしか思えないことが何度もありました。

そして何よりもこの間の問題は異常な事務処理量を要求する問題でした。このような試験になると速記のできる者が非常に有利なのです。合格者と話をした際、書き始めの時間は私と変わりませんでした。最近の問題は難しいので、考える時間は合格者であっても、かなり使うのです。実務は手書きでするわけではないのですから、速記の力は関係ありません。試験委員は実際に時間を図って作問をしているのか疑問に思います。

私は司法試験等、多くの国家試験を受けてきましたが、平成26年~平成28年の司法書士試験は本当にひどいものであったと確信しています。昨年は久しぶりにまともでしたが、まだ信用していません。3年失敗したのですから、3年成功すべきです。





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司法書士試験の結果(29年度) [資格]

9月27日に合格発表があり、10月2日に成績通知がありました。
結果は不合格でした。
しかしこれは7月に予想できた結果でした。
敗因は択一でした。
私の成績結果は午前択一81点、午後択一72点、書式34点でした。
基準点は全部超えましたが、総合点で落ちました。
合格するためには午前択一90点、午後択一84点をとる必要がありました。
問題数で言えば、後7問の上澄みがいります。
70問中58問正解しないといけないことになります。最近の書式は難問で40点をとるのが非常に難しいです。
そうなると、択一で58~60問ぐらい目指さないと合格できないんです。
来年、もう一度チャレンジすべきか考えます。現在、行政書士事務所を開業しており、勉強の時間が昔よりとれないので、迷っています。






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司法書士試験択一基準点超えたが [資格]

8月7日に法務省から択一の基準点の発表がありました。去年と同様、択一の基準点は超えたので、この時点での不合格は免れました。しかし、午前81点、午後72点と合格するには書式がよほど良い点でないといけません。正直言うと、午前90点、午後81点ぐらいとるつもりで受験勉強していたのです。去年の勉強方法を見直して、この結果ですから本当に途方にくれてしまいます。働きながらの試験勉強とはいえ、なぜ去年と同じような結果しかでなかったのか、司法書士試験本当に難しいです。[もうやだ~(悲しい顔)]




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自ら土俵を出ないように [資格]

最近、世情に疎うなりました。[もうやだ~(悲しい顔)]
というのは7月2日に司法書士試験を受ける予定で、仕事と勉強以外の時間がほとんど割けず、好きな野球や討論番組も見れていません。6月はよりいっそう、そのような状況になると思います。
このような状況ではよい記事(情報に基づく記事)を書けないので約1か月間ブログを休憩しようと思います。本当にすみません。
また、いつもお世話になっているソネットブロガーのみなさんの記事も6月はちょっと見れなくなると思います。7月に6月の分は一気に見させていただきます。5月は末日まで見させていただきます。

7月上旬に戻って来ますので、またよろしくお願いします。それでは少しだけお休みさせていただきます。

司法書士試験、つまらないミスや時間配分のミスをして自ら土俵を出ないよう、頑張ってきます。

蛇足
阪神のあの復刻版ユニホーム気にいらんわ。巨人に負けたのはあのユニホームが原因です。
阪神は虎やから、縦縞と決まってるんです。


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法務省の司法書士試験課の方へ [資格]

試験課の方にお願いです。試験委員の先生方がどのような問題を作っているのか慎重にチェックしていただきたいのです。平成26年以降の問題、特に午後の問題の処理量があまりに異常です。実際に時間を図って問題を解かずに作問されているような気がします。平成25年までの問題は書式が難しい場合は択一が簡単で、逆に択一が難しい場合は書式が簡単でした。正直申しまして今の試験委員の先生方は作問者として不適格と言わざるを得ません。

はっきりと申し上げると全員クビにし、総入れ替えしてほしいぐらいです。こう申し上げるのは処理量だけの問題ではありません。平成28年の午後択一では複数解の問題が発生しました。平成27年の記述でも募集株式発行の論点で疑義問がありました。あってはならぬことです。

今年も去年と同じ試験委員の場合、同じことをしでかす危険があります。十分今年の試験問題を精査してください。





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司法書士試験の試験委員の先生に言いたいこと [資格]

最近の司法書士試験の問題なんですが、午後の部の試験(択一プラス書式)の事務作業の量、異常ではありませんか?先生方は実際に時間を図って問題を解き作問されているんでしょうか?個人的には平成26年度から問題の構成が急に変わったと思います。平成25年度までは仮に択一が難しかった場合、書式が簡単であったり、反対に書式が難しかった場合は択一が簡単だったのです。それが特にここ2年、午後の択一が激難であり、さらに平成25年度まで比較的優しかった不動産登記法の書式の分量が異常に多いのです。要は時間が足らなくなるのです。もう少し考えて問題を作ってほしいです。
 こんなことを言うとみんな同じ条件で受けるのだから、文句を言うなよと言われるかもしれません。しかし私は文句を言います。このような質の種類の問題を作った場合、書くスピードの速い者が圧倒的に有利になります。みな検討にかける時間はそれなりにかかっています。合格者であっても書く時間は本当に少なかったと証言しています。司法書士の実務能力に書くスピードは関係ありません。なぜなら、書類はパソコンで作るからです。ですからこのような問題をつくるのは不合理なのです。少々の難問は良いですが、度が過ぎる事務処理量の多いを問題を作ることは絶対にやめてもらいたいです。
 




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司法書士試験答案開示請求 [資格]

 司法書士試験の結果発表があって2か月くらい立ちますが、実は初めて、法務省に答案の開示請求なるものをしました。自分の書いた書式の答案のコピーを郵送で送ってもらえるのです。もちろん、どのように採点されたのかはわかりません。なぜ、今回このような請求をしたのかというと、書式の商登法の点が自分が採れたと思っていた点とあまりにかい離していたのです。もしかして、答案を書く欄を間違えたのかと思い検証のため請求いたしました。見直してみるとそのようなミスはしていませんでした。
 これは推測ですが、商登法の採点の方法が変わったように思います。すなわち、登記の事由と添付書面がよく書けていても、登記事項に不備があった場合に登記の事由あるいは添付書面の配点からも減点されたのではないかと思えるのです。
 書式の合格基準点は30.5点でした。私の書式の点は18.5点です。とりわけ商登法が6.5点しかなかったのです。時間が足らなかったのは確かですが、書くべきものは書いていたので20点ぐらいはとれていると思っていました。とても不思議な気分です。ネットなどでも商登法は辛口採点であったとの声もあり、法律予備校がきっちりと検証してほしいです。




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司法書士試験筆記試験合格発表 [資格]

合格点200.5点、記述式の基準点30.5点です。
合格点、記述式の基準点ともに低かったけれども、ダメでした。ただ結果が出る前から薄々厳しいと思っていました。記述式にあまり時間がかけられなかったため、高得点は望めませんでした。
やはり今回の試験は午後の択一と書式ともに司法書士試験史上最も難しかったと思います。
私は択一の成績は156点だったわけですが、合格するためには記述式に44.5点とらなければならないことになります。70点満点のうちの44.5点というのは通常であればとりうる点数ですが今回のような問題では大変難しいです。
まだ成績通知が届いていないので、それを見てから敗因分析をしようと思います。

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司法書士試験択一式基準点発表 [資格]

私の家は自営をしていて、私も専務として家業を手伝っていますが
元々法律家を目指していたので、今も働きながら司法書士試験を受けています。
今日択一の基準点が発表され、午前が75点、午後72点でした。
ちなみに私の成績は午前が81点、午後が75点でした。
基準点は超えたものの合格は厳しいと思います[もうやだ~(悲しい顔)]
基準点が低いから一見楽なように見えるかもしれませんが
私が一番最初に受けた平成24年度と比べると格段に難易度が上がっています。
何より午後の事務処理の量が多すぎて処理ができません。
こころもち分量を減らしてほしいです。
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