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教授たちの机上の空論 [資格]

私の仕事の先輩で医療法人の設立を主な業務としている先生がいます。
その先生のお話を少し紹介させていただきたいと思います。

介護施設にはスプリンクラーの設置義務など厳しい基準があるそうです。
それらをクリアしなければ認可法人として認められないそうです。

ところが、そのような設備を有していないにも関わらず高齢者を預かっている施設が結構多いそうなんです。例えば簡易宿泊施設であるにも関わらず、介護施設として利用しているところがあるそうです。これに対し、大学の教授たちはこのような施設は法律違反であり、即、営業停止にすべきだと主張しているそうです。

もちろんこのような施設は違法です。しかし、先輩の行政書士はそうであっても少し複雑な気分になるというのです。そのような施設を利用する人は生活保護を受けていたり、身寄りがまったくない人が多いというのです。すなわち、認可施設に入る余裕のない人たちだというのです。そういう人たちはそんな施設でも、入れてもらいたいと思っているというのです。役所も病院も暗黙の了解の元、そういう施設を紹介しているというのです。超高齢化社会の現在、そもそも施設の数、マンパワーが追いついていないというのです。

先輩の行政書士は大学教授は人権の問題を主張するだけではなく、もう少し、寄付やボランティア活動など、社会貢献もしてほしいと言っていました。教授たちにそういった活動を呼び掛けたところ、非常に消極的だそうです。やはり教授たちも机上の空論にとどまるべきではないと思います。





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tarou

お早うございます。
同感です、出来ることからまずは
少しずつでも改善してほしいですね。

by tarou (2018-09-15 06:55) 

tarou

こんばんは、十和田湖グランドホテルに
コメントを有難うございました。
湖畔の宿は、部屋からも十和田湖や観光船が
見えました。
by tarou (2018-09-17 20:47) 

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