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勝負の分かれ目は采配の差(日本シリーズ) [スポーツ]

 広島カープ敗れてしまいました。とても残念です。広島は選手を育てるのがとてもうまいのに、FAで川口、江藤、金本をはじめとする有力な選手を引き抜かれ長く低迷期を過ごすことになりました。そのようなこともあって、私は阪神ファンですが、今年は日本一になって欲しかったのです。
 また、オバマ大統領が現役大統領として初めて被爆地広島を訪問し、今年は広島にとって特別な年でありました。広島カープは市民によって作られた球団ですので優勝すれば被ばくに遭われた方たちも本当に喜ばれると思ったのです。優勝していればさらに特別な年になったと思います。
 今年の日本シリーズを見るとどちらも強いチームです。しかし広島の緒方監督は選手を深く信じる人のようで、頑なに同じ中継ぎ投手を同じ順番で使いつづけました。ジャクソンはシーズンでは優勝に貢献した投手ですが、今回の日本シリーズでは調子がいまひとつでした。危ないと思ったら早めに替えないといけません。ところがなかなか替えませんでした。それに対して日本ハムの栗山監督は投手の交代に躊躇がなく、かつ順番も臨機応変に決めていました。
 短期決戦では投手交代のタイミング、投手の選択はとても重要なのです。かつて阪神タイガースの星野監督は伊良部を頑なに使いつづけて大量失点を招き、当時のダイエーホークスに敗れました。シーズンと日本シリーズではまったく戦い方が違うのです。
 とにもかくにも今日で今年のプロ野球は終了しました。選手のみなさん、お疲れ様でした。来年は阪神タイガースも良い戦いをしてほしいです。





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