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悪役の平清盛、実は偉大な人物 [歴史]

厳島.jpg  ” 驕る平家は久しからず”というふうに清盛は悪いイメージをもたれていますが、現代の感覚で見てみるとなかなかの人物であったといえます。まず清盛は宋銭をわが国に取り入れ、貨幣経済を充実させました。次に神戸に大輪田泊という国際貿易港を築き、音戸の瀬戸という航路も開削しました。これによって国際貿易が盛んになりました。最後に清盛の創造性が豊かだったという点です。その例が厳島神社の造営です。海に浮かぶ鳥居、華麗な社殿、現代の私たちから見ても引き付けられるものがあります。現に厳島神社は世界遺産に登録され外国人を含む多くの観光客が訪れています。
これに対して征夷大将軍の源頼朝は御恩と奉公というふうに、武士に領地(農地)を与えるかわりに忠誠を誓わせる封建制度に力をいれており現代社会においては参考にできるものではありません。後に江戸幕府を開幕した徳川家康も同じだと思います。
入道相国、平清盛は現代においても通用する人物だと思います。





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