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維新のダブル府市長戦について [政治]

4月7日に統一地方選が行われます。大阪市は市会議員、府会議員だけでなく、市長と府長のW選挙戦も行われます。吉村市長と松井知事はこの選挙で都構想の是非を問うと言っています。私的にはどちらも当選すると思っています。

しかし、仮に彼らが当選したとしても、都構想が支持されたかどうかはわからないと思います。
それはなぜか。維新を支持した人たち(私も含めて)は身を切る改革(議員削減、議員報酬削減、公務員経費の削減)、二重行政の解消、無駄な施設の廃止、大阪都構想などを理由にしています。
ところがこのうちの都構想だけは高齢者は支持していないのです。
なぜなら、大阪市がなくなると、敬老パスがなくなる可能性が高いからです。大阪市では70歳以上になると敬老パスというカードを貰え、50円で大阪市内どこでもバス、地下鉄で移動することができます。私の住んでいる平野区の加美(大阪市の端)から新大阪まで50円で行けるのです。通常は300~440円かかります。

高齢者は自分と関係のない身を削る改革は支持するのですが、まさしく「自分の身を削る改革」には大反対なのです。したがって都構想の実現は難しいと思います。現在、少子高齢化の時代で残念ながら高齢者の民意が極めて大きいのです。
世間ではこれをシルバー民主主義と呼んでいます。ちなみに私は「老人王朝、老人帝国」と呼んでいます。また、「老人王朝」「老人帝国」についての説明記事を書かして頂きたいと思います。ただ、誤解のないように申し上げたいのは決して高齢者のことを粗末にするように言っているのではありあません。現状の社会状況のことを申し上げています。












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