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極右と極左の対談(三島由紀夫) [社会]

三島由紀夫という人は右翼として知られている人物ですが、非常に理論を持っていると感じました。今の右翼は宣伝車の大音量のスピーカーでヘイストスピーチを叫んでいるだけで、まったく理論がありません。これでは一般の大衆の心をつかむことはあり得ません。一般の人は彼らの姿を見て、ヤクザとなんら変わらないと感じるでしょう。

東京の在特会の会長が都知事戦に立候補してましたけど、彼らの発する言葉はあまりにひどすぎます。他の民族そのものを否定するような発言をしているからです。私も国家を愛していますが、他の民族を否定するような思想は全くもっていません。韓国や北朝鮮、中国に対して言うべきことは言うという立場です。在日の人も良い人はいます。民族そのものを否定するような発言は許されません。三島はそのようなことを言ってません。彼がもし今生きていて現在の右翼をみれば、その者たちを日本刀で切りつけるかもしれません。

以下の動画で三島は極左と討論をしていますが、極めて冷静に議論しています。全く考えは違うものの相手の話をよく聞いています。よく見ると極左の東大の学生と三島がお互いに対してある種の共感を抱いているように感じます。彼らは今の右翼と違って真剣に自分の理論の正当性を追求しているからだと思います。


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